魔女っ子誕生!?

小説家なのに嘘を信じ込ませる技術が拙い石田衣良さん([Let's Blow! 毒吐き@てっく: なんだ?この毎日のふざけたアンケートは・・・][石田衣良の白黒つけます!!:小学生に英語教育は必要?不必要?−話題:MSN毎日インタラクティブ]あたり参照のこと)の迷言というか、珍言というかのサイレントマジョリティの用法から、魔女っ子が生まれました。

[TVアニメ サイレント魔女☆リティ公式サイト]

聾唖の魔法少女リティが、手話を用いて呪文を唱える
ハンディキャップを乗り越え一流の魔女を目指すリティの
直向な姿が胸を打つ感動作

なんか、色々と不謹慎なワードが。けれども色々とオモロイです。ネタの仕込み方なんかも。サイトもそんなに時間をかけずに作っているでしょうけれども、そのわりに結構、見目よいです。左の人たちに無いのは、こういう不謹慎なものを作るおもしろさだと思う。まあ、正義を看板にしているから、あまり不謹慎な方向に走れず、マジで野暮な方向に突っ走るしか無いのだとはおもいますが。ちょっと傾向は違いますが、[旗旗 - ブログ「旗旗」 : 左翼ゲーム「結衣ちゃんは革命家」 by 草加耕助]なんかは面白そうなんですけれどもね。
なお、上のリティは聾唖の少女とあるのに「CV:釘宮理恵」とあります。心の声でしょうか?と、野暮な突っ込みを。

看板背負ってモノ言って

[OhmyNews:オーマイニュースは開かれている。しかし誰に対して?]

……うーん。OhMyNewsのコメント欄がらみの話は横に置く。

 「ひと言」欄やブログでのぼくの記事に対しての言及で面白いと思ったのは、「仮にも記者であるならば〜」や「ジャーナリズムにおいては〜」みたいな、マスコミュニケーションに対しての大上段な表現である。もしかして、冗談で言っているのかと思ったが、どうにもそうとは受け取れない態度であった。

これ、看板利用してモノ書いている人が言っていい台詞じゃないと思うのだけれども。
何処の看板の下でモノを書くかってのは重要なことで、看板がしょぼいと人はなかなか言葉を受け入れてくれない。逆に看板に権威(権威と言うよりステータスと言った方がいいかな? まあ、権威と書いておく)があると、益体もないことを言ってても受け入れてくれたりする。OhMyNewsなんかも色んな宣伝をして、自分たちの看板を権威あるモノにしようと努力していた。色々と有名人のインタビューが載っていたりしているから、ある程度の権威は構築できているように思う。何の権威も無い一個人とか、泡沫団体のインタビューに応じてくれる人はなかなかねえ。とまれ、権威ある看板の下で記事を書けば、それだけ影響力が大きくなる。その影響力を背負って発言している人間に、もっと、しっかりせえやっていうのは別に不思議なことでもない。看板が持つ力を利用はするけれども、生じる責任には知らんぷりみたいな話は、あまり好まれないじゃろね。
にしても、こういう記事が載るOhMyNewsって、ある意味すごいなと思う。

偽善者

[Meine Sache 〜マイネ・ザッヘ〜: ボノは偽善者か?]
上のボノの話で、マイケル・ムーアが、以前「言っていることとやっていることが違うやん」と突っ込まれてたのを思い出しました。[Komatsuna News: マイケル・ムーアが批判されているようです]*1。まあ、あまり言っていることと違うことはしないほうが良いよねって思います。
……なんか、自分に跳ね返ってきそうな言葉だな。

*1:紹介した記事では「まあ,確かに皮肉な話のように感じます。けど,Webサイトをカナダに移したのは,米国にサイトを置くことに,何らかの危険(サーバーごと没収されるとか)を感じたからのような気もしますね。」とありますが、それぐらいのことはかの御仁ならネタにしてしまえると思うんですよね(僕はマイケル・ムーアの人格はあまり好きじゃありませんが、能力は優れた人だと思っています。)。起こってくれた方がムーアにとってはおいしいぐらいだと思います。