反戦ビラの価値

立川・反戦ビラ弾圧救援会
反戦ビラの高裁判決は妥当なのかどうかといったことは書きませんが、判決に憤っている人たちのblogなんかを見ると、反戦ビラとピンクチラシの「価値」は(僕がみた範囲ではありますが)、
反戦ビラ>>>ピンクチラシ」
なんですよね。防衛庁官舎の人にとっては、「うっとうしさ」や「ばかばかしさ」「不快感」が、
反戦ビラ>>>ピンクチラシ」
ではないのかと思うわけですが*1、そういうことをちらっとでも考えている人がいないのが恐ろしい。
右も左も突き進めば全体主義ですが、まあ……なんていうかねえ……。そんなに世界を一つの色で塗り固めたいのですか? 「正義」に従わなければダメなんですか? なんて思っちゃうわけです。多様性なんて、自分に都合のいいものだけが多様であればいいのでしょと、多様性多様性言っている人たちに対して、そんなことを考える僕ですら*2、世の中には多様性ってものが必要なんじゃありませんかと言いたくなっちゃいますね。

*1:そうじゃなければ裁判沙汰にはなっていないでしょうから。防衛庁官舎に住んでいる人にももらって嬉しい人もいくらかはいるかもしれませんが、どれぐらいいのでしょうね?

*2:自分に都合のいいものだけが多様であればいいと正直に言うなら、それは「あり」です。正直なお人です。