需要が一気に増えても、欲するモノの質に甘くなるとは思えない

[「誰でも恋愛できる」という幻想を捨てよ - nikkeibp.jp - 年収と非婚率の知られざる関係]
http://d.hatena.ne.jp/./finalvent/20060325/1143247837 より)

自分自身「もてない男」なんだけれども……。

過激なことを言うようですが、人妻の性を解放して一妻多夫制にすればいい。昔は妊娠の問題がありましたが、今は避妊技術が発達したので、この問題はあまりないと思います。道徳的懸念さえ振り払ってしまえば「もてない男」はかなり救われる。民法には「不貞は離婚の理由になる」と書いてありますが、これは夫が容認すればクリアできます。男性側も若い女性ばかり見ずに、40代女性の魅力に気づくべきです。

一妻多夫か……レンカク?
とか、そんな話はおいといて、性が解放されたとしても、上辺にいる男性が多くの女性から求められる可能性があがるだけで、底辺には全然関係ないと思います。
一妻多夫制で多くの男を得ることができるようになったとして、女性が男性に対して感じる魅力が大きく変化するとは思えません。需要が増えて、けれども資源(ここでは魅力的な男性)が少なければ、これぐらいで我慢しとくかという感じで、許容範囲は広がるのではないかとは想像しますが、それとても大したものじゃないと思います。食物のような食べないと死ぬものならば、質をぐっと下げてでも得ようとすると思いますが、別に女性は男がいなくても死にませんしね*1。ですから、単に魅力的な男性に対する競争が激しくなるだけとしか思えません。
まあ、無茶苦茶な暴論を言えば、一妻多夫制に加えて、女性が男性がいないと生きていけないシステムを同時に作れば、ほとんどの「もてない男」ももてるようになるのではないかとは思いますよ。けれども、それはちょっとねえ……。ああでも、単に女性間の男性(当然、魅力ある男性)獲得競争に歯止めがきかなくなって、殺し合いにまで発展するような話になるだけかも。

*1:逆もそうですが、男の場合、欲求がかなり強いためか、体が女ならそれでいいかというところがあるためか(両方でしょうね)、女がいない環境でずっといるとボーダーがかなりさがるようで、そういう話をときおり聞きます。とはいえ、最低線がどこまで下がるかは不明です。