脱力感

身だしなみを考えるときに時計は重要だよとか、以前、ツレから言われた。
そこで「ほら、こんなんあるよ。なかなか格好いい」として示されたのは、見るからに安っぽい時計で「要るなら譲るよ」と言われたが、さすがに辞退した。
その安っぽいプラスチック製の時計を身につけるんだったら、時計無しでもいいよと思った。
それをすすめるなんて、いくらなんでも人のこと馬鹿にしすぎじゃねえか?とも思った。
さすがに、そういったことはいわなかったけど。
辞退したら「いまの君のセンスだったら、これはあかんと思うかもね」みたいなことを言われたんだが……。
かなり、むっと来たかな。
そこまでオレはモノ知らずと思われているのか……と、すげー脱力感に襲われたよ。

上を読んでいたら、ツレにすすめられたものは、オレがわからないだけで、本当はいいものという可能性のことを考える人がいるかもしれない。
けど、オレにその時計をすすめたツレは、そこそこ値のはるものを身につけているんだけど、やすっぽいおもちゃみたいなものも好き。オレに進めた時計をどこでどのぐらいの価格でかったかも言ってた。こまかいことはすでにわすれたが、ああたしかに、使っているプラスチックとか安っぽいし、作りも甘いし*1、そのぐらいの値段だろうね、と思った記憶がある。

*1:高額商品の善し悪しになるとわからんけど、安っぽいモノは誰がみても安っぽい……。作りもあまい。