自分に大事なモノは大事だけど、それ以外はどうでもいい、なんてことはよくあることではないかな

http://d.hatena.ne.jp/kaien/20081130/p2

結構、賛同できる部分もあるんだけど……。

人間が皆自分の頭で考えてものを言っていると思ったら大間違いで、世の中には、周囲の価値観をそのまま内面化してしまっているひとが少なくないのである。そういうひとはコピペしたように個性のない発言をくり返す。

上の記事自体の大半が、自分の趣味を否定された人間がする対応のテンプレートにそっていると言われてもおかしくないものに見えます。

だから、ひとから「いい年して、そんな趣味、恥ずかしくない?」といわれたときは、そのひとに同情してあげるべきだろう。そういうひとは、そんなことがどうでも良くなるくらい充実した何かをもっていないということだろうから。

これはちょっと無茶ではないかと思います。
オタク趣味の対岸にあるような趣味に没頭している人は、オタク趣味に対して「いい年して、そんな趣味、恥ずかしくない?」みたいなことを平気で言います。
自分の知人、バイクが人生の一部みたいなのが何人かいてるんですが、オタク趣味なんて侮蔑の対象でしかないから、その手の人たちと話をするときは、そういうネタはまず言いません。言っても疲れるだけですし……。

なんというか書き手の「自分の趣味を否定する人」への無理解と忌避感情が嫌な形で見える、ちょっとつらい記事です。