今の時期に出しても……

LED裁判“中村神話”覆す告発本の波紋
読んではいませんけれど,この本の内容はどこまで信じられるものなのでしょうか?
青色LED特許裁判,実に大人げない泥仕合の様相を呈しています.中村氏の著書には日亜化学社長との確執について書かれていました.どれぐらいのものだったか実際のところはわかりませんが,かなり大きな感情の溝があるんじゃないでしょうか? 「これは俺がやったんだ」「おまえが何をやったというんだ」という最後まで交わらない言葉のぶつけ合い.中村氏は自分を弁護する形で本を書くでしょう.日亜化学側もそうでしょう.何も悪い事じゃありません.がんがんやれば良いと思います.ただ,一審で敗れた日亜側としては巻き返しを図りたいはずです.そういう中で出版された本を信じられるかと問われたら,僕は「信じられない」と答えます.