Great Spangled Diary2004年05月09日分.

お騒がせマイケル・ムーア監督の映画売り込み作戦がらみの記事で,朝日新聞が事実確認をまったくとらずに記事を書いたそうです.
まあ,そのあたりはいつものことで,特に面白いものじゃありません.

マイケル・ムーアとしては発禁・捏造発覚の一連の騒ぎ自体が狙いだろう.そろそろこのおっさんを正義の味方と崇めるのはやめたらどうか.朝日新聞は結局躍らされているわけで,シャレが通じないというのは悲惨なものだ.

アカデミー賞受賞時のイラク戦争開戦への抗議にしても,「ブッシュよ,恥を知れ!」の後に「法皇様とディクシー・チックスを敵に回して無事ですむと思うな!!」とオチがついていている.

ちなみに原文

Mr. Bush. Shame on you, Mr. Bush, shame on you. And any time you got the Pope and the Dixie Chicks against you, your time is up. Thank you very much.

ディクシー・チックスとは下記サイトを見れば分かるように,美女3人組の歌手グループ.

The Dixie Chicks Official Artist Club
ディクシー・チックス | Excite エキサイトミュージック 〜 ディクシー・チックス 〜

日本でいえば「ミニモニを敵に回して無事ですむと思うな!!」って言ってるようなもの.

アカデミー賞での話,当時記事を読んで「おもしろい,おっちゃん」だなと思った程度,原文まで調べようと思わなかったのですが,最後にきちんと落ちをつけていたようです.今回のでっちあげは,いくら相手が,あのブッシュ大統領とは言っても少々不謹慎な気がしましたが,「恥を知れブッシュ」の落ちは楽しい.こういう笑えることをやって欲しいところです.