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進化論論争:州教委がダーウィン“否定”の指導基準 米国
ダーウィンの進化論は絶対的なものではない」って、そりゃわかることよりわからないことの方がこの世の常であって、進化論は生物の何故を考えるためのかなり妥当な学説なわけですが、説明できないことはいっぱいありますやね。それに「ダーウィンの進化論」が絶対的ではないことと「知的計画」*1が妥当かどうかはまったく別問題でしょうに……。まあでも、この手の話はとことんまで闘わないとどうにもならないでしょうから*2アメリカの学者さんたちの検討を祈ります。
この手の話をちっとばかり進化論を理解する気もなさそうな人がまたアメリカ人を馬鹿にしそうだなあなんて思ったりしますが、そういう人に思うのは、血液型性格判断を信じていながら、占星術をせせら笑うような……というか、共産主義を信奉していながら、信心深い人をあざ笑うような……というか、まあ、そんなところです。

*1:記事では知的設計とありますが、IDは知的計画とも訳され、僕は知的計画の方がしっくりくるように考えていますから、知的計画と書きます。

*2:とことんまで闘ってもたぶんどうにもならない気もしますが……。