コスタリカ妄言の元祖

軍隊のない国・コスタリカ 児玉さんが体験語る 草加

軍隊のない国・コスタリカを日本に初めて紹介したガラス絵画家、児玉房子さん(64)が四日、「コスタリカの人々とふれ合って」と題して草加市文化会館で講演した。

児玉房子さん(64)。コスタリカ妄言の元祖。ちぃ、おぼえた。

「世界中で軍隊のない国は日本とコスタリカだけ。これは人類の歴史で初めてのこと」

この定型句には「平安時代に軍隊を廃止しましたから、人類の歴史で初めてじゃありません。ちなみに、そんときゃ、めっちゃ治安が悪くなりました。*1」という定番の返し文句がありましたっけね。
そして、コスタリカは軍隊に準ずる戦力を持っていますし、アメリカとの軍事同盟もありますぜと。
にしても、「ロバが旅に出かけたところで馬になって帰ってくるわけではない。」(山本夏彦さんがたびたび引用していた言葉。西洋の俚諺だとか)って言葉がこれほど似合うお人も珍しいですな。自分のみたいものだけ見て帰ってくるのは別に良いんですが(きちんとものをみて帰ってくる人なんて滅多にいないでしょうから)、嘘をまき散らさないでいただきたい。

*1:日本以外にもそういうところはありそうですね。そして、きっと嫌な目にあってるんじゃないかと思います。