否定されなければ、わたしの言葉は正しい

[Die Weblogtagesschau laut dem Kaetzchen 安倍晋三と工藤会と住吉会と「救う会」と「統一協会」 [再掲載]]

逆に言えば,反論を書くのなら,私の記事に示された事実は存在しないという文書を示すのが科学的な反論のやり方であろう。

……。自分が提示する仮説の証明をなんら示さず、他人にその仮説が成り立たないことを証明してみせろという……。えーと、そんな調子で論文書いたとしたら、よほどトンチキな学会でもなければ、すべてはねられると思うんですけれども。なお、上のblogや、その賛同者さんたちを見ていると、故山本夏彦の言葉は事実なのだと思わされます。

自己の心身を反省して、その欠点を自覚することが、人間としての美徳だといわれているがうそである。すくなくとも人はそれに魅せられない。欠点はあってもそれを卑下せず、むしろ自覚せず傲然たる者にかえって長所を発見する。

山本夏彦, 「日常茶飯事」, 新潮文庫, p252.

上のblog主さんの場合、あまりに書いていることがひどいのでシンパよりも批判者の方が多いように思いますけれども、強く見える人には賛同者が生まれるものなのだなと思わされます。上の人に賛同者が生まれるというのは、うちら日本人の多様性の証左かなと思いますから、ある意味よろこぶべきことだとは思います。僕は……あんまり関わり合いになりたくないなあとは思いますが。