「愛ルケ」

古いネタを今知りました。
愛ルケ」って言葉をみかけ、なんじゃらほいと検索した。
[NIKKEI NET:日本経済新聞ご案内]
日本経済新聞に連載されてた『愛の流刑地』って小説のことらしい。[愛の流刑地 - Wikipedia]によると、「2004年11月1日から2006年1月31日まで、「日本経済新聞」朝刊に連載。」だそうだ。

んで、その小説にからんで色々騒動があったという。トリンプ・インターナショナル・ジャパンの吉越浩一郎の革命社長日記が炎上したのだとか。
[Ohno blog(2005-09-01) - 愛ルケを巡るあれこれ]
いちど話を追いかけてみたいけれども、あまり強く知りたいと思えないので、まあ、気が向いたら。それよりも、次のくだりに苦笑した。

今回の小説はこれまでに増して、性描写の陳腐さと、まるでダッチワイフかデリヘル嬢のようなヒロイン(三人の子持ちの主婦)のリアリティのなさ、更にプロットの破綻ぶりが際立っている。はっきり言って、ボケ老人の書いたトンデモエロ話。そういうものにオジさんたちの「人気」が集まっているという、かなり悲惨な状況なわけである。

えーと、うちらオタクが好むエロ作品のシナリオや、登場人物に対して言われるような話ですな。っつうかエロ作品の形態がちょっと違うだけで、男の好むエロのかたちはそう変わらんという話で(表れ方が違うけれども、根っこは同じ)、別に不思議でも何でもないわけではある。ただ、別の分野で似たような批判がされていると、おれら男はしょうがないよなと、顔をひきつらせながらわらうしかないというか……。
なお、「愛ルケ」を愛するおじさんたちに強く共感覚えるけれども、たぶん、俺の好みの作品じゃない気がするから興味沸かないのであまり読みたいって気は起きない。あと、エロだけ目的の作品だと大きな矛盾は気にならないけれども、それだけじゃないという体裁をとっている作品には、矛盾が多いと、もうちょっとましなもん書けよと言いたくなるので、読んだらかなりいらつきそう。