デモ、性愛がからむもの

結婚制度の問題点訴え、デモ 京で「反婚」掲げ50人参加

「結婚や家族について、もっと柔軟に考えよう」(必ずしも男女のカップルを基本にしなくてもいいのじゃないか? 一人で子を産み育てることをもっときちんと考えた方がいいのじゃないか? など)とか、「結婚をしない生き方も一つの選択肢だ」とか、そういう主張だったら同意するんだけど……。

「異性にずっと養われるってどういうこと?」

まだまだ多いとは思うけど、最近は、そういうのどんどん崩れてきてると思うんだけどね。
新しいことを唱える人たちの頭の中が古いことしか考えられないってのは、ちょっとどうかと思うよ。

「結婚がおめでとうの社会は、非婚の人が生きづらい」

結婚がおめでとうじゃなくて、「結婚して、子供を作って」が、まだまだ「当然のこと」と思われている社会だから、非婚が生きづらいのであって、「結婚するもよし、しないもよし」と「結婚がおめでとう」は、ちょっとものが違うのじゃないかな? まったく関係がないとは思わないけどさ。
非モテの人たちがしばらく前にデモをしたように記憶している。直接見聞きしたわけじゃないが、伝え聞く話から、考えが足りないただ寒いだけのデモに感じた。
なんというか、性愛が絡む事柄に関するデモは、私怨とか、考えの足りなさとか、そんなのしか表にあらわれないの?
この手のデモを多くオレは知らないから、一般化するのはさけよう。
反婚デモ、非モテのデモ、その二つに関しては、どっちも訴えかける相手を引かせることしかできていないように思う。
同類は集まってくるかもしれないが……。
非モテとか反婚の人たちと、オレはかなり近いもしくは同じ集団に属しているから*1、いいこと言ってくれたら、面白いことやってたら、いやごと言ったりしないんだけど……。あれと同類と思われたくねーってことはやってくれるなって、思うよ。
でも、他人の目を気にしない、いや、できない(自分たちがまともなことをいっているか、訴えかける相手にどうとられるか、そういうことを考えない)ってところが、実にわがとかれらが似たもの同士であると思わしてくれるよ。

*1:向こうはどう思うかしらんが、オレはそう考えている。