怖い話

色々調べている途中に見つけたページ。
97.11 Science Book Review

どこか忘れたのだが、ある哲学を学んでいるらしい大学生のウェブサイトで、以下のようなやりとりが掲載されていた。曖昧な記憶なので(なにせURLも覚えていない!)詳細はご勘弁。
「哲学って何をやってるの?」と聞かれて、彼は「人がどうやってものを考えているか、とかどうやってものを感じているのか、考える学問だ」、と答えたらしい。そうすると、相手は「それって科学がやることじゃないの?」と言ったという。当然だ、と僕は思った。ところが。その哲学をやっている彼は愕然とした、というのである。そんなこと考えたこともなかったらしい

わが日本の学者や知識人さんが、人間について語るさいに、生物学的な説を全く無視するか、自分勝手に作り替えて、その人の頭の中にしかなさそうな「人間」について語っているのをよく見かけます。なので、上の話がちっとも笑えず、恐ろしかった……。