「絶望に効くクスリ」第84話「雄弁な沈黙」

今回、漫画表現がくどすぎて漫画の内容に到達する邪魔になりました。山田玲司先生は結構漫画表現とか巧いと思うんですが、その技術と先生ご自身の感情のほとばしりが奇天烈に混じり合ってなんとも、うざったいものになっていました。ドクンドクンという描き文字なんて、不整脈かなにかかと。読者を自分の方に引きつけようとしているのかもしれませんが、ちょっとやりすぎです。何か技巧に走りすぎているような気がします。
永田農法の話自体は悪くなかったのですけれどもね……。