ヌードフェンシング

ヌードフェンシングは実在した!! 安永航一郎「頑丈人間スパルタカス」に登場した珍スポーツ、ヌードフェンシング。珍スポーツ中の珍スポーツで、まあ、実際のところ、ちん××で戦うのですけれども。正味の話、そんなものじゃあ戦えるわきゃありませんが、そこはそれ漫画の世界の話です。面白ければオッケーです。硬化させた男根でとげ付き鉄球を打ち返す豪快無比な作品*1もあります。
さて、漫画の話にすぎないヌードフェンシングですが、世の中広い。動物の世界にはありました。ボノボ(ピグミーチンパンジー)は雄同士でペニスをこすりあい、われわれはそれをペニスフェンシングと呼んでいるのだとか。
動物の世界はなんとも奥が深い……。


以下は、ネタ元引用。

 また、ボノボ(ピグミーチンパンジー)では、同性愛的な行為が頻繁に行なわれている。オスはペニスフェンシングと呼ばれるオス同士でペニスを触れあわせる行為を行ない、メス同士でもホカホカと呼ばれるお互いに向かい合って性器をこすりあわせる行為を行なうのである。

野口哲典, 「大人の保健体育」, インデックス・コミュニケーションズ, p197, 2005.



このネタ、ボノボ同士は別に戦っているわけじゃなくコミュニケーションの手段としてそういうことをやっているようですから*2、ヌードフェンシングと結びつけるのは、むちゃな話なんですけれどもね。まあ、「格闘とセックスはそっくりだっ」と言い放った御仁*3もいることですし、オッケーってことで……。

*1:前川かずお, 島久(原案協力), 「闘破蛇烈伝 DEI48」, 講談社.

*2:引用した部分だけではわかりませんが。

*3:板垣恵介, 「バキSAGA」, ヤングチャンピオンコミックス, 2002.