ぼくハ「正義」ノ味方デス

[mumurブルログ:【朝日新聞vsNHK問題】つらい目にあった慰安婦の証言を疑ってはならない]

「被害者が言ってるのだから疑ってはいけない」ってホントに馬鹿なこと言うよなあ。それじゃ裁判所なんていらんじゃん。
被害者も加害者も同じ人間よ。加害者が自分の罪を減らそうとするのは往々にしてあることですが、それじゃあ被害者は自分が被った損害を正直にありのままにいうのか? そんな風に考えられるのは、よほどのお人好しだけでは? 被害者が自分の被害を大きく言うなんて不思議なことでもなんでもない(被害にあってない人間が被害者ぶるってのはここでは考えない)。つか、普通の裁判がらみだと被害者を疑うことにそれほどの抵抗はないと思うんですが、歴史がらみのことだと「被害者を疑うな」って言葉がとたんに顔を出すように感じます。
最近読んだのだと南京事件ですかね。あれなんかもやったことはやったことで*1批判されるのはしゃあないとして、できるだけ正確な被害を根拠に批判されたいものですが、被害者の数は関係ない、そんなものを数える意味はない謝罪し続けるのだみたいなことを言って吹き上がる人がいて、なんだかな……と。まあ、セイギノミカタとして吠えてなよって感じです。

*1:南京に関しては、僕はなんぼかやり過ぎはあったろうけれども、30万は中共のふかしだろうと考えてます。中間派ってやつですかね。ちなみに南京がらみあったなかった論争は、そこここで見かけて、たいがい不毛なので突っ込みを入れられてもスルーします。この注釈は自分の立ち位置を書いただけです。