矛盾、そして作品は好きだが、ファンがうぜーよ

[From dusk till dawn “三丁偏愛”]の4月4日。

あと、コメント欄でツッコまれていますがそんな怒らない日本人がちょっと自分たちにとって気に食わない教科書があるからといってぎゃあぎゃあ怒り狂うのは大いなる矛盾ですな。

非常に高邁な思想を披瀝しながら自分の気にくわない思想を持った人を叩きまくったり、多様性に重きを置くようなことを言いながら自分の気にくわないものは許さなかったり、非武装平和を唱えながらも自分は知識で武装して襲いかかってくる敵を時に罵倒しつつ戦ったり……。
ネットでよく見かける光景です。
この世は矛盾に満ち満ちていますね。
最初っから「俺が気にくわねえものはこの世に在って欲しかねえんだよ」と言ってくれたなら、矛盾してないんですけれどもね。
わたしゃ基本的に自分と利害がぶつからないもの、ぶつかると感じないものは排斥しないようにしたいところです。
ぶつかるもの、ぶつかると感じるものには、キャンキャン吠えつきますけれども〜。
とはいえ、矛盾の無い人間なんていないのは確かで、ある点では立派な人も別の点ではめためただったりなんてのはいくらでもあることで、それは仕方ないことだと思うのですが……。高邁な正義を掲げている分、矛盾をなくす努力をして欲しいものです。努力してない人が正義だけ振りかざしているから、左翼思想が地に墜ちたんでしょうにね。実際には思想自体の価値は減じていないと思うんですが、周辺の人間への評価は地に墜ちた。
ああ……、「○○*1って作品は好きだけれども、信者はうざいから好かん」ってやつかな。「作品自体(思想自体)には罪は無いんだけれどもね……」ってやつかな。

*1:この○○には、おかしな信者がいてる作品を入れてください。