笑って良いかな

[「直言」創刊にあたって]
宮崎学って人が日本に三行半を突きつけるそうで。

私は、数年前あたりから、「こんな国は捨てたい」とずうっと思い続けてきた。その気持ちは強くなることはあっても、弱くなることはない。

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笑って良いかなあ。
いやあ、捨てる気ないでしょ。
本当に何かに嫌気がさして捨てる気になった人は、ごちゃごちゃ言わずに捨てますよ。口で何かを「するする」言っている人で、本当に「する」人ってどれだけいることか。捨てる捨てるなんてそぶりをみせて格好を付けているだけ*1。若い人が「俺/わたしは何か大きなことをやってみせる」というのと同じ事です。いえ、若い人のはポジティブな分、まだ、好ましいところもありますが……。
「直言」のサイトにリンクが張られている宮崎学さんご自身のサイト[宮崎学 miyazakimanabu.com]を見てると、きっちりと日本社会において様々な人脈を築き上げ、自分がうまみを確保できる仕組みをしっかり作ってるのだろうなと、そんな風に想像するわけです。そのうまみは宮崎学さんが忌み嫌う民衆が生み出す余剰から生じているわけで、自分が忌避するものからうまみを引き出して、よく平気な顔でいられるなあと思います。まあ、そんなことちらとも考えないから、上のようなことを言って、悦に入ってられるんでしょうが。
ちなみに、連載陣はすべて男性ですが、昨今の風潮からそれはまずいと思ったのか、女性からの祝辞を並べているところが、さらに「臭い」です。

*1:それで格好を付けていると思っているのはかなり恥ずかしいですが、宮崎学さんの客筋はああいうのが好きなんでしょう。きっと。