性欲を無視？

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うーん……。

恋愛対象を選ぶとき、僕たちは例えば「メガネ萌えー！」とか言ったりしますが、そんな小さなところでも軸を採用しているのです。メガネをかけているかいないか、どんなメガネをかけているか、伊達メガネかそうじゃないか、などの軸です。あとは性格に関しての様々な軸を採用する場合も多いでしょう。そういったものすごい数の軸を使って（ときには１つの軸上の結果が他の軸上の結果の評価を変えたりしながら＝「普通の顔だったらこのくらいのデブだとムリだけど、可愛いから平気」など）恋愛対象を選ぶというのに、どうして「性別」という軸上ではなんの試行錯誤もなく片方を選びもう片方を捨てるのでしょうか。

話を単純化して書きますが、異性愛者の男なら、男のはだかを見ても何とも思わないけれども、女のはだかを見るとむらむらする。単にそれだけの話、性欲の問題では？　むらむらこない相手を恋愛の対処に選ぶというのは、よほど特殊な人だけでしょう。そしてメガネ萌えなんかは応用でしょう。女が好きで、その上でメガネをかけているのがいい。そういうのは、よくあるでしょうが、メガネが好きで、それを満たしていたら、男でも女でもよいという人は、そうそういないでしょう（人間色々いますから、そういう人も少しはいるでしょうが、全体に占める割合は少ないと考えられ、例外の範囲にとどめておくべきだと思います）。好みの根底となるもの（性別）と、その上にのっかるもの（目鼻立ちが整っているとか、体型が素晴らしいとか。上で書かれているメガネ萌えとか）とを、ごっちゃに混ぜて考えるのはよした方が良いと思います。それとも性欲に関してできるだけ考えたくないんでしょうか？