ポルノ性犯罪抑制論

http://jbbs.livedoor.jp/news/410/storage/1115734814.html#519
色々調べていて見つけた鳥山仁さんの書き込み。児ポ法がらみの騒動で浅いところでだけれども、色々と人の文章を読んだ。きしょい文章を書いている人はたくさんいた。鳥山仁さんは変なことも言うけれども、児ポ法がらみの話ではかなりきちんとした論を展開している印象を持った。ただ、ROSFは……どうなったんだろうか? あそこにあった文章、色々と勉強になったから、なくなったのはかなしいのだけれども。

心が大事なのであれば、他人の心も大事にできるのでは?漫画ファン・アニメファン、そしてゲームファンを性犯罪者呼ばわりする規制派の人間と、何で私が和解できるんでしょうか? AMIの人間とも私が和解する気がないのは、何のかんの言いながら「ポルノ性犯罪抑制論」を放棄しないからです(放棄するふりは何度も見せてますが)。「エロ漫画が無くなれば性犯罪が増える」的な意見は、「エロ漫画読者は性犯罪者予備軍」と言っているのと同義です。要するに、自分の作品に対価を支払っている相手を性犯罪者呼ばわりしているわけで、彼らを支持している読者は馬鹿かマゾと理解するしかありません。

カマヤンはコンビニからエロティックな内容の漫画が消えたら性犯罪が増えたと言っています。カマヤンがポルノをどう見ているかは一目瞭然なのでは? にもかかわらず、彼はオタク称揚を止めません。

このあとの発言なんかは、ん?と思わされたけれども、この「ポルノ性犯罪抑制論」放棄云々は正しいなと思います。「エロ漫画読者は性犯罪者予備軍」というものに繋がるという考えは正しいと思うし、また、「ポルノで性犯罪が抑制できる」という言葉は、「ポルノにはそれだけ人を動かす力がある」という意味にもなって、ならば「ポルノを見て心動かされて本当にやっちまう人間も出る」という言葉に抗するのが難しくなることでもあるでしょう。物事、良い面だけしかないものなんてないと考えます。都合良く「ポルノは抑制力になる良い面しかもってなくて、人をそそのかすような力はない」なんていっても通らないでしょうね。ポルノ擁護のために、ポルノに有効な強い存在理由を与えて、擁護するとよさげな感じはしますが、ポルノ性犯罪抑制論はやめた方がよさそうです。


あと、鳥山仁さんのサイトを見つけた。
[王様を欲しがったカエル]
また、ゆっくり読んでみよう。