『金色のガッシュ』LEVEL318「さらなる仲間」

(ちっと前の話の感想だ。)
コルル登場!!
ガッシュが「やさしい王様」を目指すきっかけとなった魔物の子コルル。
本が金色の光を放ち、ガッシュと心を繋いだ*1魔物の子*2たちが現れガッシュに力を貸す。
燃える展開だ。
コルルも出るんだろうなとは思ったんだが、コルルの力って初期に出てきたこともあって術のパターンが少なく、それでもユニークな術をもっていれば(ダニーのジオルクみたいに)よかったんだけれども、そうじゃない。だから、出すの難しいんじゃないかな?と思ってた。
防御の術を身につけ、ガッシュたちの命を守り、宇宙に逃げたクリアを追えるようにできるとは!!
戦いを嫌うコルルが最初に身につけた術は本によって強制されたもの(ティオが怒りからチャージル・サイフォドンを身につけたようなものだな)。
コルル本来の心から生まれた術は他者の命を守るものだった。
泣ける。
そして、連載初期よりも絵がこなれた雷句誠先生によるコルルはメッチャかわいい。先生かなり気合い入ってる。
萌える。
318話のコルルにはやられた。読みながら桑島法子さんの声でコルルの台詞を頭の中で再生してたんだけれども、なんか……変な感じに脳内麻薬出てくる感じがしたよ。(笑)
もう、燃えて萌えて大変な話だった。

余談。
戦いはまだ終わらないけれども、未来の話、人間でいう高校生ぐらいになったガッシュ、ティオ、コルル、パティたちがラブコメやるお話を読んでみたいね(最後にはティオとくっついて欲しいかな)。ガッシュは理想の王様になろうと、そればっかりしか見えなくなっている、女の子たちの気持ちに全然気づかない朴念仁で、そういう姿にときにいらだってガッシュをぶっとばすティオ(やっぱティオはたまに鉄拳制裁するぐらいじゃないと)とか、周りの子たちに圧倒されておろおろするコルルとか、あいかわらず自分の脳内ドリーム全開なパティとか、そんな話が見てみたい。レイラがたまに混ぜっ返したり、兄弟仲がよくなったゼオンが、ガッシュの周りの女の子の誰かを好きになったりとかあったりしてもおもしろい。ガッシュとの戦いで、つきものが落ちたゼオンの方が、色恋沙汰にさとかったりするとよいかもしれんね。
などと、己の脳内妄想を開陳してみた。

*1:ビクトリームみたく例外はいるけど。

*2:アシュロンに魔物の子というのはなんか変な感じだが、一応、竜族の神童と言われているわけだから、子供……なんだよね、あの御仁。バリー以上に子供っていうのがうさんくさいが、子供なんだろう。