石田敦子『魔法少年マジョーリアン』

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お、矢島晶子さんだ。何の役かはわからないけど、おともの小動物かな?
『魔法少年マジョーリアン』、男の子が変身して魔法少女になる。性別まで変わる。サブキャラの少年が魔法少女風変身をする、渡辺祥智『CARAT』って作品があるけれども、『CARAT』は性別かわらん。そういや、大亜門魔法少女しげはる』では主人公の少年が変身すると、なぜか性別まで変わって、魔法少女になってたな。同時期に、似通った設定の作品を読むことになって(発表時期は違う、俺が読んだ時期が近かった)、これがシンクロニシティ(笑)か?!とか思ったよ。冗談だけど。
ちなみに、性別転換を結構まじめに描写している『魔法少年マジョーリアン』なんだけれども、結構「ん?」というところも多い。人間の性のとらえ方が、ちっと古い。古いと感じるのは理屈的な部分で、石田敦子本人が感覚的にか、過去の経験的にか、持っているモノ、とらえているモノ自体はすげー鋭くて、なんか刺さってくるんだけれども、理屈が入ってきているな、と思える部分はちょっと、その理屈が古い。結構、おもしろいお話なんだけれども、その辺がすこしばかり気になったりする。
余談だけれども、石田敦子さんがキャラクターデザインをした『勇者特急マイトガイン』で、矢島晶子さんは吉永サリーって役をやってたね。変な子で好きだった。(笑)