DESCENT

ちょっとメモをば。
アークライトの日本語版ルールでは"range"を射程と距離と二つの語で訳しているのか。ダイスのrangeを射程、敵までのrangeを距離としている。距離で統一しても良かったんじゃないのかな? まあ、いいけど。

疲労トークンを消費しての移動
「戦う」アクションをとったときでも、疲労トークンを消費したぶんだけ移動できるのだな。「走る」「進む」「構える」(で移動したとき)のように、移動を行ったアクションのついでに疲労トークンを消費して動けるのかと思っていた。「構える」で攻撃して、回避や休息を入れて、疲労トークン消費して少し移動するってのもありなんだな。んで、手番中いつでもできる。

・攻撃時の疲労トークン消費による追加パワーダイス

【訳文】攻撃ロールを行った後、英雄は1個以上の疲労卜一クンを使い、追加のパワーダイスをふることができます。(p27)
【原文】After the dice have been rolled for an attack, hero players may also spend one or more fatigue tokens to add additional power dice to the roll.

とあるから、攻撃ロールの後に、もうちょいダメージや射程が欲しいなと考えて、疲労トークン(fatigue token)を消費してパワーダイスを追加するってのはありなのだな。失敗の目(×:miss)が出なかったら、パワーダイス追加ってふうにできるわけだ。Over Lordが"Dodge"を使う場合、回避するモンスターは、あとで追加されたパワーダイスに対しても、一回はふり直しさせることができる、でいいんだろう。
疲労トークン消費によるパワーダイスの追加は、攻撃するときに先に宣言して、いっぺんにダイスを振るんだと思いこんでいたよ。疲労トークン消費による移動や、パワーダイス追加は、かなり融通を利かせて実行できるもののようだ。

・天罰(Divine Retribution)
拡張"The Well of Darkness"で修正がはいったスキル。敵を道連れにする条件が「あなたが死んだ場合」(基本)から「あなたが敵のコマに殺されたとき」(拡張)に変わっている(文はどちらも訳文から)。
最初のだと確かにひでえわな。敵につっこんで自殺するか、味方に殺してもらえば(*)、有名モンスター以外殺せる、強力な人間爆弾のできあがり。シャレにならん。

(*)攻撃はコマを選ぶのではなくて区画を選ぶ。そして味方や自分のいる区画を選んではだめという記述はない(ように思う)。味方や自分を攻撃して殺すこともできる。まあ、ふつうなら、味方や自分をわざわざ攻撃しないだろうけど。