断罪は他人まで
http://d.hatena.ne.jp/claw/20081106#p1
・・・ジョージ・ウォーカー・ブッシュの８年間は、
バラク・フセイン・オバマJr.の勝利という形で、
アメリカ国民によって断罪された。
そう見えるんだったらそうなんだろうけどさ。
オバマ大統領誕生はイラク戦争への断罪じゃなくてブッシュ前大統領や共和党が経済がらみのことでチョンボかましたとか、副大統領候補がろくでもなかったとか、そういうのが積もり積もったためじゃないのか？と思うけど。
それに、ブッシュ前大統領を断罪したとしても、それでおしまい。アメリカの人たちが、ブッシュ前大統領がわるいんじゃといって、あとはほっかむりしそうなのは、われらが自民公明や小泉元首相なんかに罪を集めてほっかむりするに同じだと思う。断罪だったとしても、そこから先（本当の意味での反省とか？）があるかっていうと、なかろう。
かつて共和党が勝ち、民主党が負けたことに、正義もくそもなかったけれど*1、今回、共和党候補が負け、民主党候補が勝ったことは、どうなんだろうね。前回ブッシュが大統領になったときには、ブッシュに投票した連中はIQが低いって騒いだ、ろくでもない人たち*2がいたけど、それがいないだけ、今回はいい結果が出たのかもね*3。
彼らの魂が、このささやかな断罪行為によって、わずかながらでも
慰められることがあればいいのだが。
アメリカの人たちがブッシュ前大統領や共和党なんかに罪を集め、自分たちはほっかむりって姿*4をみて、歯ぎしりするんじゃないのかな？
いろいろ書いたけど、オバマ大統領がアメリカの人たちにとって、良い大統領になることを祈りたい。
皮肉とか抜きに、マジで。
そして、アメリカの経済が持ち直してくれることを祈る。
こっちは、オレの生活にも関わってくるので、より強く。
それに、経済がえらいことになったら、アメリカの人たち、またぞろ無茶なことを言い出しそうでもあるしな……。
（追記）
上の記事書いたとき、移行とかそういうの気にせず書いてしまった。オバマ次期大統領とか書くのが正しいようだけど、このままで。
