山口和幸「シマノ 世界を制した自転車パーツ」
僕はBRIDGESTONEのクロスバイクを買ったときに、変速機やらブレーキにSHIMANOと書いてあるのを見て、あれ、変速機とかはBRIDGESTONE製じゃないの*1? なんで? 部品代けちってるの?とか、めちゃくちゃモノ知らずなことを考えました。少し後で自転車の雑誌や本を読んで、ロード系はカンパニョーロとシマノ、MTBはほとんどシマノ、少しスラムって感じの話を知りまして、自転車の話を他の人とする前に知ることができて良かったと、ほっとした記憶があります。
それはさておき、自転車業界の巨人と呼んで差し支えないであろうシマノ、本著はそのシマノの物語です。手元でかちかち、そしてお手軽に変えられる変速機、良く効くブレーキなどなど、今の自転車はかなり便利になっているようです(昔の自転車事情はあまりよくわからないのですが)。そういった便利な機能の開発や普及に、大きく関わってきたシマノの姿が描かれています。技術開発がらみの話が好きな方におすすめです。
- 作者: 山口和幸
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2003/06/24
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 27回
- この商品を含むブログ (13件) を見る