マルクスまで萌えかいな

アキバ系書籍レーベル・A-KIBA Books Lab2 「まるくすタン〜学園の階級闘争〜」
自ニュF: まるくすタン〜学園の階級闘争〜より)
20世紀最大の邪教の教祖様が萌えキャラ化……。
しばらく前にわが日本のカルト宗教九条真理教の一信徒さまが九条を萌えキャラ化しようとしてましたが……。インパクトではまるくすタンに勝てませんね。なんか、ホントになんでもあり。これならキリストや仏陀が萌えキャラ化されるなんてのもありそうです。ムハンマドは怖くて誰もようやらんでしょうけれども。「悪魔の詩」の翻訳者、キチガイに殺されてしまいましたし……。翻訳しただけで殺されるってなんやねん、それ。
話を戻して、マルクスマルクス主義を題材とした本で僕が買って読んだものは、河合栄治郎マルキシズムとは何か」、大川正彦「マルクス いま、コミュニズムを生きるとは?」、的場昭弘マルクスだったらこう考える」です。「マルキシズムとは何か」は良い本でしたが、「マルクス いま、コミュニズムを生きるとは?」は電波強すぎて頭の数ページで、「マルクスだったらこう考える」は考え無しに業界用語で書かれた一般書を読むのに疲れて100ページほど読んだところで投げ捨てました。「まるくすタン〜学園の階級闘争〜」が萌えの皮をはいだら、「マルクス いま、コミュニズムを生きるとは?」や「マルクスだったらこう考える」より優れた本だったら笑えるなあって感じです。

まるくすタン―学園の階級闘争 (A‐KIBA Books Lab)

まるくすタン―学園の階級闘争 (A‐KIBA Books Lab)

(河合栄治郎マルキシズムとは何か」は今は全集に入っているものだけのようです)
まるくすタン―学園の階級闘争 (A‐KIBA Books Lab)

まるくすタン―学園の階級闘争 (A‐KIBA Books Lab)

マルクスだったらこう考える (光文社新書)

マルクスだったらこう考える (光文社新書)