慰めにはならない

ちょっと前のものですが。
http://d.hatena.ne.jp/demian/20060328/p1
うーん、「ただ生きることの肯定を」あたりでちょっと……。
ある人の価値を他人が決めることを批判している部分と、ある人が自分の価値について考えて苦しむのを、しんどいからやめた方がいいよと言っている部分とがあると読んだのですが、前者はある程度までは賛成なんですが、後者はやめておいた方がいいです。僕にはとても言えません。健康で元気な人にそういうの考えるのよした方がいいよっていうのは別によくって、多くの人は「確かにそういうので悩んでもしゃあないよねえ」と思ってくれるかもしれませんが、病気や怪我で落ち込んでいる人に言ったなら「どんだけ考えても君に価値なんて無いんだから、考えるのやめたらいいよ」って受け取られかねないと思います。慰めではなく、追いつめることになるんじゃないかと。元気なときには同じ言葉に「そうだねえ」って言ってくれた人であっても。