エセ科学と陰謀論

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この記事もすごいけど、上の記事からたどれる[今年も僕は予防接種なんか受けない-名も無き空の途中で]はもっとすごい。
ホメオパシー(文中にあるアロパシーはホメオパシーがらみで出てくる言葉)、マクロビオテック、千島学説、さらにはユダヤ陰謀論と、エセ科学陰謀論が手に手を取ってダンスしているのがすさまじい。

諸症状(治癒反応)というのは身体にとって必要なものだから出てくるものなのに、それを無理やり押さえ込んでごまかすだけのような現代西洋医療産業のアロパシーで病気を根治することなんてできるわけない。

もう勘弁してくれ。
たとえばインフルエンザでは高熱が出るけれども、それって身体にとって必要なのか? むちゃな高熱が出たら脳がやられることがあるぞ。必要なことで脳がおかしくなるのか? それにインフルエンザって死ぬことがある病気なんだが、体力が弱っている人や身体の弱い人がなんとか苦しい状態を乗り切れるように、諸症状を抑えるってのも現代医療の重要なところじゃないのか? 現代医療は万能じゃなく(当然だが)、足りない部分は多くあるし、金儲けに走って無茶をやるやつもいよう。ただ、そこらだけをやたらと重く見て、むちゃなこというんだよな、こういう人たちって。つか、ホメオパシーやらが、どんだけ人を治せるって言うんだ……。

今のところは世の中、あんたらと同等程度の思考回路しか持ち得ないB層の連中で溢れかえってるんだから、そう簡単には「真実」は伝わりはしないよ。まぁ最近は、じわりじわりとした真実と世の中の相互浸透が表面化してるから、あんたたちのような産業に直接関わるユダヤ奴隷のロボットくんたちが慌てふためく気持ちも分からなくはないけど、しばらくは大丈夫。今までどおり殺人産業にあぐらをかいてふんぞり返りながら、合法殺人免許で金儲けでもしてればいいんじゃない?

黄銅鉱を黄金だと勘違いし、ありがたがっている人がいう言葉として、実に味わい深いネ。
あとこの人の文章を読んでいると、なんか副島隆彦さんの影響が伺えるな。

もしも本当に予防接種なんてものに効果があるのだとしたら、カビの予防接種だって絶対必要だよね。
風呂場にもトイレにもカビは沸く。
カビの胞子が空気中を舞ってるから。
じゃあなんで人間の身体には、風呂場と同じようにカビが生えないの?
人間にはもともとの免疫力があるから。
実際はこんなに簡単なことじゃないのは百も承知だけど、解釈の方向性はこんな程度でいいと思ってる。

この世は0か1かじゃないんだよ……。人間の免疫力は絶対じゃなく、抗するに難易度の高いモノ低いモノがあるわけで……とか言っても無駄なんだろうな。