ゲームの効用とゲーム脳批判

ITmedia Games:ボクらは「桃鉄」で日本地理を、「信長の野望」や「三国志」で歴史を学んだ (1/2)
ITmedia Games:ゲーム脳、言われているのは日本だけ (1/2)
夜鯖の無職な日々より)
大学院情報学環助教授、馬場章先生へのインタビュー。
前半は、最近出てきたシリアスゲームという言葉の紹介と、馬場章先生が考えるゲームの活用方法、後半では不注意に使われる「ネット中毒」や「ゲーム脳」への批判です。
エセ科学である「ゲーム脳」への批判は「斎藤環氏に聞く ゲーム脳の恐怖1[www.tv-game.com]」が詳しいですが、馬場章先生の記事は短いので(説明も少ないですが)時間がない人もさっと読めると思います。
最近、ゲーム関係うとくなっていて、シリアスゲームなんて言葉もあるのかと面白く読んだのですが、下のはくだりにはちょっとひっかかりが。

馬場 もじぴったんは良いと思いますよ。実は携帯用ゲームで試したいという考えがありまして、もじぴったんにはPSP版もありますよね。高齢者が大きな家庭用ゲーム機を抱えてプレイするのは抵抗があると思いますし、ゲーム機が小さければ小さいほど、指先の運動も兼ねてゲームをプレイすることができますから。

目が弱くなっているお年寄りは多いと思うので、携帯ゲーム機ってつらくないかなと。ある程度大きな画面でゲームをする方が良いんじゃないかと思います。あと、抱えるのはゲーム機じゃなくて、コントローラーです。ただ、お年寄りにも見やすく、プレイしやすい携帯ゲーム機の開発につながっていくと面白いかもしれません。
まあ、どういう実験であれ、実りある調査結果が得られると良いなあなんて思います。